姿勢をよくするストレッチ法4選 【フラダンサー推奨】

姿勢が良いだけで、運気が良くなる!これは真実です。見た目の印象って、皆さんが考えている以上に大きな影響を与えるのですね。姿勢が良いだけで、自信に満ち溢れ快活な印象を与えるし、自身も無意識にその様に振舞っているのです。姿勢をよくすることで、精神的な影響、他者に与える影響は、計り知れないものがあります。そこで、フラダンサーである筆者が、姿勢をよくするお勧めストレッチを紹介しますね。

フラダンサーお勧めの美姿勢ストレッチ

まず最初に、筆者が姿勢をよくする為の推奨ストレッチをこれから紹介しましょう。

◉ 背筋・脇腹ストレッチ

壁から1m離れて、 向かい合う。
両足を肩幅に開く。
両手を上に上げて、両手小指側面を壁に付ける。
上半身を剃りながら、腹部を壁に近づける。
10秒〜60秒その状態で、深呼吸しながらキープ。
壁に対し、1m離れて右を向く。
両足を肩幅に開く。
右腕を上げて左側へ伸ばし、右手の指で壁に触れる。
10秒〜60秒、その状態で、右脇腹をしっかり伸ばし
背中全体と肩甲骨のコリを解消し、背中の可動域を広げます。

◉ 肩甲骨ストレッチ

両足を肩幅に開く。
両腕を肩の高さまで上げて、両手の甲を合わせて前方へ伸ばす。
肩甲骨を引寄せるようにして、両腕を引く。
2と3の動きを呼吸しながら、10回する。
肩甲骨に柔軟性をつける事で、左右の肩甲骨が内側へ引寄せ合うようになり、胸が広がっていきます。胸が広がる事で、姿勢が良くなるようになります。

◉ 上部腹筋 筋トレ

両足は真っ直ぐに伸ばした状態で、仰向けに横になる。
両腕を胸の前で交差する。
その状態で、上半身を起こす。
上半身を元に戻す。
この動きを10回する。
この腹筋の筋トレをすることで、腹筋の上部に筋力が付きます。

◉ ゴリラスクワット

両足を肩幅に開く。
両手は、後頭部で組む。
前傾しながら、お尻を突き出すように膝を曲げる。
膝が前に出ないように、膝を軽く伸ばす。
同様に、膝が前に出ないように、膝を曲げる。
10回する。
このゴリラスクワットは、太腿裏に刺激を与えます。このスクワットをすることで、しっかりとした下半身になります。

上記のトレーニングをする事で、下半身は安定して、上半身は体幹がしっかりとしてくるので、姿勢はよくなります。しかし、継続して行う必要があります。数回しただけでは姿勢はよくなりません。

先ずは、半年後、そして1年後の自分をイメージをする事、及び少しでも良いので、変化を実感する事で、モチベーションも上がってきます。すぐに結果を求めずに、長期的に見据えて上記のストレッチ、筋トレをする事をお勧めします。

筆者も実際に、ほぼ毎日取組み、かつ生徒さんもこれらのストレッチや筋トレをして結果を出しております。地道にしてきた結果は、必ず出ます。自分も含め、沢山の生徒で実証されてますので。

見た目の印象が与える影響は人生をも変える

あまり、皆さん、気にしていない様ですが、姿勢ってかなり他者へ与える印象に大きな影響を与えます。別に大して姿勢が良くなくても、仕事に影響するわけでもないし、恋人が出来ないわけでもないし、と思っているのではないでしょうか?

それでは、人生で成功している方に注目してみてください。大企業のエリート、社長クラス、政治家、モデル、有名俳優などの方で、姿勢の悪い人はおりますか?

皆さん、背筋がスッと伸びて、姿勢がきちんとしておりますね。

そして、見るからに、その様な方々が放つオーラは、凛とした輝かしいものに感じます。

逆に猫背で姿勢が悪い人に対する印象は如何でしょうか?

如何にもやる気はなさそうですし、自信なさげで時には卑屈さを感じる事もあります。いつも疲れている様にも見えますし、陰気な負のオーラを纏っているようです。その様な人の周りには、似た様な人が、取り囲んでいるか、若しくは、そんなに人も寄り付かないでしょう。

仕事の面接でも姿勢が悪いと、印象が良くないでしょう。勿論、経歴や受け答えの内容が重視されますが、同じ様なキャリアの人が他にもいた場合、選択肢から外される可能性があります。

たかが姿勢ではなく、かなり姿勢がもたらす見た目の印象は大きいのですね。

姿勢をよくすることがもたらす身体的なメリット

他のブログでも、言っておりますが、一言で言えば、ずっと健康でいられるという事です。姿勢が悪い原因の一つに、筋力不足や低下が挙げられます。インナーマッスルや、背筋が足りていないという事なのです。

インナーマッスル、腹筋が鍛えられていないと脂肪が下腹部に付きやすくなります。ただでさえ、加齢とと共に下がりがちな内臓が、更に下がります。下へ引っ張られていくわけですから、肩は前のめりになります。背筋も低下してますので、背骨から首の骨までが前傾になっていくわけです。

生まれついての骨格の問題もあるとは思いますが、普段の生活の仕方や、運動などの習慣を身に付ける事で、体は変わっていくのですね。

姿勢をよくすることで、得られる身体的なメリットは、

  • 体幹がしっかりとする
  • 下腹部の弛みがなくなり、スッキリ体型になる
  • 背が伸びる
  • 安定した下半身が得られる
  • 内臓が下へ下がらなくなる
  • 鎖骨周りが綺麗になる
  • 首が長く見える

などが挙げられます。姿勢をよくするだけで、下腹部につく脂肪は落ち、安定した下半身になるので、姿勢が良いに越したことはありませんね。

姿勢をよくすることがもたらす精神的なメリット

姿勢をよくするだけで、気分が上がりませんか?

よく言われている様に、体と心の状態は密接につながっております。傍目から見ても、姿勢の悪い人を見ると根暗な、覇気のなさそうな印象は受けませんか?

以前にテレビのある番組で、タレントの方が、インドのある村で行われているスクワット100回に挑戦しました。そのスクワット100回の目的というのが、男性が対象なのですが、男らしさを身につけるというものでした。

そのタレントの方は、どちらかというと、優男タイプで、姿勢も必ずしも良いとは言えず、貧弱な感じのする方でした。最初は、その100回に挑戦する事を躊躇しておりましたが、意を決して100回やりこなしました。

やりこなした後なのですが、貧弱な感じの彼は、胸を張り、背筋はピンとしており、堂々としておりました。また、歩き方も自信に満ち溢れており、その様子を見ていたゲストの方々も驚いている様子でした。あまりの変容に、番組を見ている私たちも驚きました。

まるで別人でした。インドの指導者の方は、このスクワットを100回こなすと、足腰が鍛えられて、姿勢も良くなるため、歩き方も変わると言ってました。また100回をやり切った事が自信にも繋がるそうです。

この番組からも、わかる様に姿勢をよくする事で、自信がつき、前向きになれます。思考についても前向きなので、解決能力も高くなります。クヨクヨすることがなくなってくるのですね。

筆者のフラスタジオでは、フラのステップや曲の振付だけを教えるのではなく、フラを美しく踊るための体作り、つまり、ストレッチ、筋トレのトレーニングもします。入会したばかりの大半の生徒さんは、姿勢が悪かったのですね。近年の学校での部活動の減少、社会人になってからは、パソコンと始終睨めっこ、その様な環境にいるわけですから、自ずと姿勢は悪くなります。

ところが、最初、キツイと言って根をあげていた生徒さんたち、見る見るうちに姿勢は良くなるし、控え目だった性格が、ハツラツと明るくなったりと、女性としても輝きを増すようになりました。

実際に、職場の人に、姿勢がとても良くなりましたね、と言われた生徒さんも結構いましたね。姿勢がよくなることで、表情も明るくなり、毎日が生き生きと輝くようになる、という事は過言ではないのです。

姿勢をよくするには

姿勢をよくするには、一番身近な方法は、ストレッチと筋トレです。ダンスをすると、1番良いのですが、ダンスの場合は、好みもあると思いますので、一般的には、ストレッチ、筋トレがオススメです。

腹筋を鍛える事で、体幹がつくので、体全体が前にいくことがなくなります。腹筋や背筋の筋力不足は、首が前に出て猫背になる傾向にありますので、腹筋、背筋を鍛えて、前傾を防ぎます。

また、下肢を鍛えることも必須ですね。上半身ばかりを鍛えればいいという訳ではなく、体全体を鍛えなくてはなりません。安定した下半身を持つことで、姿勢が安定してきます。よって、下肢を鍛える筋トレをすることも姿勢をよくすることの条件になります。

それから、体の柔軟性も必要になります。体が硬いからと言って、一見、姿勢とは無関係に見えますが、体の柔軟性も大きな影響を与えますね。体が硬いという事は、血液の循環が悪いということですので、肩凝りや背中、首の凝りを起こしやすい、よって、体が前傾しやすくなります。

ストレッチなどをして、体の柔軟性をつけることも姿勢をよくする為の方法の一つになります。

前の章で、姿勢をよくすることで、性格的にも明るくなり、自信が付くようになる事を述べましたが、その逆もあります。先取りしてしまうのですね。意識的に明るく振舞う、口角を上げて、笑顔を作る、などをしていくと体もそれに準じて、胸を広く堂々とした所作になっていきます。

体と心は一体というように、体が心を作り、心が体を作る、と言う事なのですね。

まとめ

姿勢をよくするだけで、どれだけ人生得をするかお分かりになられましたか?「人は見た目ではない」は嘘です。「人は見た目」で相手に与える印象、セルフイメージの向上、自信に対し、大いに影響を与えます。ここで言う見た目は、顔立ちではありませんよ。姿勢をよくし、堂々とした見た目は、人をも変えると言っても過言ではありません。