フラによる健康法 ウォーキングによる健康法 朝と夜の時間帯での効果とは

最近、よく話題になっている事の1つに、健康問題が挙げられます。オフィスでのパソコン業務、日常的な運動不足から健康に問題が出てきておりますね。そこで、手軽に出来るウォーキングが流行っております。実は、テレビでも取り上げられるほど、フラも健康に良いという評判があるのですね。それでは、朝と夜のどの時間帯にするのが、効果的なのかについて、ウォーキングと比較検証しながら、フラの健康への効果について解説しましょう。

ウォーキングによる健康への効果

他の運動に比べて、手軽に出来るウォーキング。 費用も掛かりませんし、特別に場所を選ぶ必要もありませんので、取り組みやすい運動の1つであります。また、忙しいサラリーマンやOLさんにとっても、通勤を利用して出来るものでもありますね。では、実際には、どのくらい健康への効果があるのでしょうか?

ウォーキングは、ジョギングとは違い、深い呼吸をしながらする事が出来ます。ジョギングでは、運動能力や筋肉の向上には適していますが、呼吸が浅く、心臓にも負荷が掛かるため継続的に続ける健康法としては、あまり適しているとは言えません。呼吸が浅く、スピードが速い運動は、副交感神経を下げてしまい、特に中高年にとっては、体の老化を促す事になり兼ねないのですね。

一方、ウォーキングは、深い呼吸をしながらする事が出来ますので、自律神経のバランスが整ってきます。深く、ゆったりとした呼吸は、自律神経の調整に最も適していると言われております。副交感神経が、刺激されることで、血管が開き、血流が良くなります。血流がよくなると、筋肉が弛緩しますので、リラックスした状態になります。よって自律神経のバランスが整うのですね。

また、深い呼吸をする事で、肺の機能回復や向上につながっていきます。より一層、酸素を取り込めるようになるのです。血流が良くなる事で、ベトベトな血がサラサラになりますから、コレステロールや中性脂肪を減少させる効果もあるのです。そして、リンパ球やホルモンの分泌が良くなりますので、免疫力アップにもつながるのですね。それから、深い酸素が脳内にも入っていきますので、脳の活性化にも効果があります。

フラによる健康への効果

では、フラによる健康への効果はどのようなものなのでしょうか?

フラは、有酸素運動です。ですので、ウォーキングと同様、酸素がしっかりと脳内へ入っていきますので、脳の活性化に効果があります。また、フラは、上半身の動きと下半身の動きが全く違いますので、その点からも脳を使っていきますので、脳の活性化に繋がっていくのですね。フラは、歌詞の内容を表現する手話の一種ですので、上半身では手の動きでその内容を表現し、下半身でステップを踏んでいきます。それを同時にするのですから、身体だけではなく、脳も使っていくということなのですね。

それから、フラは、膝を曲げて中腰で、上半身を真っ直ぐにして踊りますので、見た目よりもかなりの運動量があります。大腿部の筋肉をしっかりと使いますので、筋肉が強化されます。ですので、基礎代謝がアップし、血流が良くなります。血流が良くなりますので、肩凝り解消に繋がっていくのですね。

また、フラのステップの1つに「アミ」という腰回しのステップがあります。このステップも大腿部を使って腰を回していくのですが、腰痛にも効果があります。実際に腰が痛かった方が、アミをしたら、治ったという事もあるのですね。腰を回す事で、更に、女性は出産が楽になるという事も言われております。

その他に、見た目よりもかなりの運動量があり、激しい動きもありますので、継続的にする事で、体力が付き、持久力や集中力も養われます。また、血流が良くなる事から、血圧が安定する事もあるのですね。そして、南国の音楽に合わせて踊りますので、ストレスリリースになり、体調が改善されていくようになっていきます。ちなみにダイエット効果もあるのですよ。

参考までに以下の記事を参照してください。

Shino方式の腰回しダイエットとフラによる腰回しダイエットの効果 比較検証

朝のウォーキングの効果と夜のウォーキングの効果

ウォーキングに関して、朝と夜の時間帯によって、身体にどのような効果があるのかについて検証していきましょう。

朝に行う場合の効果としては、先ずは、朝にしっかりと太陽の光を浴びる事で、体内リズムが整います。1日は、24時間ですが、人体の体内時計は25時間サイクルとなっております。これを自然のリズムと同じ24時間に調整しているのが、太陽の光なのですね。太陽の光を浴びないと体内時計は狂いやすくなり、それに伴って生体リズムも崩れますので、健康に悪影響を及ぼします。自律神経が乱れてくるのですね。

また、やる気や前向きな気持ちにさせる脳内物質のセロトニンも、太陽の光を浴びる事で多く分泌されます。セロトニンの分泌量が減少すると、疲れやすく、だるさも感じやすくなります。ですので、健康的な生体・生活リズムを保ち、やる気・前向きな気持ちを出すには、朝のウォーキングがお勧めなのですね。

では、次に夜に行う場合の効果ですが、夜は、副交感神経が優位になる時間帯である為、その時間に深い呼吸を繰り返すウォーキングを行うと、酸素が筋肉まで行き届きますので、血流が良くなり、副交感神経が優位に働くようになります。よって、身体はリラックスをして、その日の疲れも取れて、しっかりと深い睡眠が出来ます。

また、夜にウォーキングをして、筋肉を鍛えると筋肉が付きやすいので、身体的には、効率が良いのですね。ですので、その日の疲れをしっかりと取り、睡眠の質を良くし、疲労回復を望む場合は、夜のウォーキングがお勧めなのですね。

以上のように、どちらの時間帯でも、其々の効果が得られるのです。

朝のフラの効果と夜のフラの効果

次に、フラに関して、朝と夜の時間帯によって、身体にどのような効果があるのでしょうか?正直なところ、フラは、日本では基本、屋内でするものであり、ウォーキングのように直接、太陽光の影響を受けたりなどの効果はありません。

また、教室に通ってフラを習う場合は、個人の生活環境に左右されますから、働いている方は、平日の夜に、働いてない方は、朝に、若しくは昼間にレッスンを受けるという制約が多少あります。しかし、そのような制約を取り敢えずは、置いておいて、時間帯によっての身体への効果について検証してみましょう。

に行う場合の効果として、フラは有酸素運動ですので、 脳にしっかりと酸素が行き届いて頭がスッキリします。身体を動かす事で、身体が軽やかになり、気分も爽快になりますから、身も心も軽く気力十分で1日のスタートを切る事が出来ます。また、朝にハワイアンミュージックを聴きながら踊るわけですから、音による癒しが得られ、自律神経も整います。爽やかな気分で1日をスタートさせ、ウォーキングの効果と同様、気力充分な気持ちでその日を過ごす事が出来ます。

一方、に行う場合ですが、夜に筋肉を使うと、きちんと筋肉が付きやすいので、ウォーキングと同様、身体には効率が良いと言えます。フラも有酸素運動ですので、酸素がしっかりと筋肉へ、脳へと行き届いて運動後は、身体的にも精神的にもリラックス状態になります。

例えば、仕事をしている方でしたら、その日の仕事疲れや、精神的に不快な事も、癒しのハワイアンミュージックを聴きながら踊る事で、疲れが取れて、不快な事も吹っ飛びます。血流が良くなっていますので、運動後の適度な疲れと共に、副交感神経が優位になり、グッスリと深い眠りに就くことが出来るのですね。

まとめ

フラによる健康への効果にしても、ウォーキングによる健康への効果にしても、身体を動かすという観点から、共通点が多いですね。使う身体の部位が異なる部分もありますので、それに伴い、身体へのアプローチは、異なってくる部分もありますが、何れにしても両方とも、とても健康には良いエキササイズと言えます。健康のために手軽く運動を始めたいのであれば、ウォーキングはお勧めですね。しかし、ハワイの癒しのパワーを感じ、耳から癒されながら、運動をしてみたいのであれば、心身共に健康になるフラはお勧めです。

フラをトライしてみたい方、以下の記事をご覧ください。

フラで腰回しダイエット その効果とやり方 動画付き徹底解説