誰でも気軽に簡単に出来る、美腰ダイエットの考案者Shinoさんが独自に開発した腰回しダイエット。一時期、大変なブームになりましたね。では、その腰回しダイエットとフラによる腰回しダイエットの効果について、どの様な違いがあるのか、または、どの様な共通点があるのか?身体へのアプローチの仕方や効果が出るまでの期間・練習量、やり方などの共通点と相違点を比較検証してみましょう。
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Shino方式の腰回しダイエットの目的・身体へのアプローチ
元々専業主婦であったShinoさんが、腰回しダイエットを開発した理由に、出産にる骨盤の歪みから産後太りとなり、ウエストが86cmになってしまった事であると言われております。
ヨガやストレッチなどを通し、身体のどの部分にアプローチをするとダイエット効果があるのか、そこに着目して、骨盤の歪みを矯正する事に至り、腰回しを考案したということなのですね。実際にShinoさんご自身が、その腰回しのエキササイズをした事で、ウエストが30cmも細くなったと言われております。絶大な効果ですよね!
骨盤の歪みが、筋肉のバランスを崩し、動かさない身体の部分に脂肪が蓄積されてしまうので、特に出産後の女性は、体重が増加する傾向にあります。ですので、骨盤の歪みを緩く腰を回すことで、徐々に矯正し、本来の姿勢に戻すことで、筋肉のバランスが取れ、代謝がアップ、ダイエットとつながるわけです。腰を回すという事は、下半身を使っていくわけですから、複雑な動きをしなくても、それだけでも、自然と筋肉がついていく、そこに着目した点が、Shinoさんの腰回しダイエットなのですね。
フラによる腰回しダイエットの目的・身体へのアプローチ
フラによる腰回しダイエットについては、結果論ですよね!どういう事かと言いますと、フラは、ダンス、踊りですので、元々はダイエットの為に発祥したものではありません。神様に捧げるものとして生まれたのがフラなのです。但し、フラの動きをする事で、特に腰回しに相当する「アミ」というステップをする事で、ダイエットに繋がっていくということなのですね。
別の記事でも説明してますが、この「アミ」というステップに限らず、フラ全般のステップが腰を動かしていきますので、健康健全な身体へと形成されていきます。
フラの動きは、下半身の筋肉を使って腰の動きをコントロールしていきますので、下半身の筋肉強化に非常に役立つのですね。大腿部の筋肉が強化されるので、股関節の関節の可動域も広くなり、shinoさんが考案した腰回しダイエットと同様、骨盤のバランスも整えていく事になります。
次の項目で詳しく説明しますが、Shino 式腰回しのやり方も、上半身を真っ直ぐにして、腰を回します。フラの腰回しも上半身を真っ直ぐにして腰を回していきます。上半身を真っ直ぐにキープしながらと言うことは、腰回しをする事で、下半身のみならず、上半身、つまり体幹の強化、身体の軸がしっかりしてくるという事なのです。ですので、Shino式腰回しもフラによる腰回しも、上半身にもきちんとアプローチしていくものなのですね。
Shino方式の腰回しの練習量・期間・やり方
では、Shino さん考案の腰回しダイエットのやり方は、どのようにしていくのか、また練習量、効果が出るまでの期間、なども含めて解説していきましょう。
基本、誰でも気軽に出来るダイエット方式という事で、考案されてますので、やり方は、とてもシンプルです。手を腰に当て腰をくるくるゆっくりと回すだけなのですね。注意点としては、身体全体を揺らさないように腰だけを回す事(上記で述べたように上半身を真っ直ぐにする事ですね)、息を止めずに腹式呼吸をしながらゆっくり回す事です。浮輪の内側をなぞるようなイメージでゆっくり丁寧に回す事がポイントなのですね。
1日の練習量は、1回30秒程度、1日5分腰を回すだけで良いと言われております。効果が出るまでの期間は、比較的短期間で、1〜3カ月で十数キロ痩せる事が出来た人やウエストが5〜10cm細くなったという人がいるそうです。勿論、個人差はありますので、全ての人に当てはまる訳ではないと思いますが、やはり継続は力なり!ですので、毎日積み重ねてエキササイズをする事で、結果が伴ってくるのですね。
その他の効果として、上半身を真っ直ぐにする事で、姿勢が綺麗になり、バストアップし、足腰の筋肉がついた事で、贅肉が落ち、綺麗なヒップラインになったという方もいるそうですよ。
フラによる腰回しの練習量と期間・やり方
フラによる腰回しの練習量と期間・やり方については、以下の記事を参照してください。
上記の記事にも説明してありますが、やり方としては、Shino式同様、上半身を真っ直ぐにして、腰だけを回します。上記の記事を更に補足しますと、上半身を真っ直ぐにキープするには、両脚を使っていく事になり、腰の力で回そうとすると、上半身はその動きに合わせて一緒に動いてしまいます。また、直接、腰だけの力で動かす事は、かえって腰の筋肉を痛めてしまいますので、決して良いやり方とは言えません。
ですので、両脚の大腿部の筋肉を使って、腰を回していくのですね。両膝を交互に前後させる事で、腰が回っていきます。Shino式腰回しが、浮輪の内側をなぞるようなイメージで腰を回すのでしたら、こちらは、カップのアイスクリームをカップに沿って、スプーンですくうイメージで腰を回すような感じですね。上記の記事にフラによる腰回しステップ「アミ」のやり方と動画がありますので、参考にしてください。
練習量と効果が出るまでの期間については、以下の記事を参照してください。
この記事にもありますように、3分〜5分、出来れば毎日。無理ならば週に数回。一番大切な事は、継続です。Shino式腰回しのように短期間では効果は出ませんが、先ずは、半年を目処にトライしてみては如何でしょうか。好きな音楽をかけながら、やってみる、または、上記の記事で提案している「何かをしながらやってみる」 、ながら方式でやってみる、など無理なく続けられるやり方で生活に取り入れてみてくださいね。
Shino方式とフラによる腰回しダイエットの効果の相違点と共通点
以上、Shinoさん考案の腰回しダイエットとフラによる腰回しダイエットについて、 解説してきました。ここで、この2つの腰回しエキササイズのやり方なども含めて効果の相違点と共通点についてまとめてみましょう。
【相違点】
- Shino式腰回しのやり方は、ひたすら同じタイミングで腰を回していきますが、フラによる腰回しのやり方は、最後のタイミングで下腹部を前面に押し出して回していきます。
- Shino式腰回しでは、骨盤のバランスの矯正に主眼を置いてますが、フラによる腰回しでは、下半身の強化に主眼を置いています。(※前述してますが、フラは元々ダイエット目的のダンスではありません。結果論として受け止めてください。)
- Shino式腰回しの効果は、モデルさんのような美しいウエストライン、美腰になるという事ですが、フラによる腰回しの効果は、太りにくい体質となり、安定した下半身が形成され、健康的な引き締まった身体のラインとなっていく事です。
【共通点】
- 上半身を揺らさずに、真っ直ぐにキープする事で、美しい姿勢が形成されます。
- 下半身の筋力アップに繋がり、代謝がアップします。
- 1日の練習時間が数分で済みます。
- 場所を取らずに何時でも好きな時に練習出来ます。
- 体幹がしっかりしてきます。
以上のような相違点、共通点が挙げられます。いずれも、時間の制約を受けず、気軽にエキササイズが出来て、代謝がアップし、最終的にはダイエットにつながるのですね。
まとめ
Shinoさん考案の腰回しダイエットとフラによる腰回しダイエットについて比較検証してきました。一般的には、Shinoさん考案の腰回しの方が、取りかかりやすいでしょう。しかし、フラによる腰回しも足の動きと腰の動きの連動を掴んでしまえば、気軽に楽しんで出来ますよ!ハワイアンミュージックをかけながら、ハワイにいる気分で癒されながら、チャレンジしてみてくださいね。